ウォレットにUSDT0と表示される理由
コントラクト0xc2132D05D31c914a87C6611C10748AEb04B58e8Fに当サイトが問い合わせたところ、名前とシンボルはUSDT0、小数点以下の桁数は六と答えました。ウォレットはコントラクトが返す名前を表示するので、この名前が見えます。ただし、名前はコントラクトが本物である証明にはなりません。Tetherの対応プロトコルのページには、Polygonのアドレスは載っていません(Tether)。確かめる対象はコントラクトアドレスです。
予想と違う名前の残高が表示されたら、何かが失敗したと考える前にコントラクトアドレスを確かめてください。「本物のUSDT」に交換すると持ちかける、知らないコントラクトを承認する理由にはなりません。
残高はPolygonにだけある
PolygonのUSDTを持っていても、ほかのネットワークのUSDTにはなりません。送金の後にトークンが見えないウォレットは、空なのではなく、別のネットワークを見ているのかもしれません。BNB Chainのガイドも、送ったときと同じネットワークを選んでいるかを確かめるよう案内しています(BNB Chain)。
送金の費用はPOLで払う
Polygonのガス代は、MATICに代わったPOLで払います。POLはPolygonのガスとステーキングのトークンで、移行のときの供給量はMATICと一対一でした(Polygon)。USDTしかないウォレットからは、USDTを送れません。ブリッジでステーブルコインだけを送ると、届いた資金はそのまま動かせなくなります。
Ethereumへ戻すのは一回の手順ではない
入るのは一回のトランザクションですが、公式の仕組みでの出金は、Polygonでのトランザクションで始まり、それがチェックポイントに含まれてから出金を完了します(Polygon)。途中のチェックポイントは自分では早められません。第三者のブリッジはこの手順を通らないため、同じ方向でも見積もりが違います。
出典
- Polygon documentation — POL, the native token of Polygon · 2026-09-14に確認
- Polygon documentation — withdrawing an ERC-20 from Polygon PoS (checkpoint and exit) · 2026-09-14に確認
- Tether — supported protocols · 2026-09-14に確認
- BNB Chain documentation — tokens not showing in a wallet · 2026-09-14に確認